如何にしてチャンスの種をまき、成功を勝ち取る事ができたか
<準備をした後、アピールをする事が重要。ただしアピールの仕方がさらに重要>
まず、準備をする事が必要
自分の希望を叶えるには、どうすれば良いでしょうか。
それには、まず、準備が必要です。準備とはどのようなものが準備が必要でしょうか。
その事に関しては、その人の希望の内容によって若干違ってきます。
たとえば海外で働きたいというのであれば、英語の勉強が一番重要でしょう。
また入社前に海外で英語学習を目指すには良い海外の学校の情報取得が必要でしょう。
しかし、ただ準備をしたからといって必ず海外の部署へ移動させてくれるとは限りません。
次にアピールをする事が重要
最も重要な事はアピールする事が重要なのです。
自分がいかに英語が堪能で海外で働く希望を持っていたとしても、他人はそれほどその事に関心を持っていないものです。


ここで、一つの例を挙げて見ましょう!
三人の店長希望者の例
ある店舗で、店長を目指す社員が三人いたとします。
三人は同期で、能力も実績もほぼ同程度であったとします。
一人目は、準備もアピールもしていなかった
一人はただ漠然と店長になりたいと思っているだけで、準備もアピールも何もしていません。
二人目は準備はしていたが、アピールはしていなかった
二人目は店長になったらどうしたら良いか常に店長の行動をチェックしていろいろと研究していますが、特に店長になりたいとの意思表示をしていません。
三人目は準備をした上で、アピールもしていた
最後の一人は、二人目と同じように十分な準備をしているが、さらに、自分が店長になりたいとの事を常に表にだして、店長が不在の時は店長の代わりの事務処理をこなしたりして実際に行動をしています。
ここで、店長が急に移動となったとします。
その時に店長の後任はどう選ばれるでしょうか。
もし、次の店長の立候補を受付するのであれば三人とも可能性があります。
ただし、選挙となった場合は三人目の人が選ばれるケースがほとんどでしょう。
でもだいたいのケースは、店長の移動人事は店長の急な退職を除いては、本部の人事部が決定する事でしょう。
そうすると三人目のアピールは本部にわからない為に無駄になってしまうのでしょうか。
アピールの仕方は言葉だけではない
そんなことは決してありません。「どこかで誰かが何かを見ている」です
この言葉は、私の上司が以前、いつも私に話しかけていた言葉で、いまでも心に鮮明に残っています。
この事はどういう事かいうと「自分の行動を他人は確かに自分が期待しているほど見てくれてはいないが、それでも何かは見ていてくれている」という事です。
同じような内容で、かつて、幻冬舎の社長の見城 徹氏と(株)サイバーエージェント社長の藤田 晋の著書「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」のとおりです。
またアピールの仕方はもって重要です。言葉だけのアピールの仕方は主に周りの反感をかってしまう恐れがあります。
言葉で伝える以上に行動で示す事が重要
言葉で伝えることも重要ですが、行動で表すことがもっと重要なのです。
店長の件にもどりますと、アピールの方法として、ただ単に店長になりたいと言って、言葉だけで、店長の助けを一切していない人と、店長になりたいと心で思っていても口にはださず店長の助けを積極にしている人では、どちらが店長に選ばれるかは当然わかります。
また、本部の人事といっても、本部は店へ臨店したり、人事考課などで、社員の行動は良く見ているものです。
どこかで誰かが何かを見ている
いわゆる「どこかで誰かが何かを見ている」です。
今までの行動を誰かが必ず見ています。その人が本部へ伝える事により、その人が店長職として問題ないと判断し、店長職への道が開かれてくるのです。


私の経験談
私の経験談をお話ししましょう。
最初の店舗での失敗談
ある店舗で、銀行の営業行員として、その地区を担当して、預金や融資の獲得をしていました。業績も悪くなく、自分としても次のステップとして、企業担当になりたいと思っていました。
いままでも地区担当で優秀な成績を上げていた行員は企業担当へ移動する事が通常のステップでありました。
僕も当然、そろそろ企業担当へ移動になるかなあと思っていました。
それなりの準備もしていました。
企業に財務分析の勉強もしたりしていました。
ただし、なかなか企業担当にはなりませんでした。
その後、企業担当ではなくある店舗へ移動となるわけですが、後で聞いた話によると、地区である程度の業績をあげているもには、なかなかその地区の担当を変えられないとのとの事でした。
ここでの反省点は、自分では、相当、企業担当の勉強をしていたものの、その事が上司には伝わっていなかった事です。
次の店舗での成功談
移転した店舗は都心の大企業が集積しており、企業担当者が幅をきかせていました。
ますます地区担当ではなく企業担当になりたいと思った僕はこれはアピールなしでは企業担当になれないと思いアピールする事が心に決めました。
僕がアピールした方法はどのようなものだったでしょうか。
現在の職務の業績を上げた
まず、現在の地区担当の業績を絶対落とさないようにしました。
なぜなら、業績の悪い行員を花形の企業行員にするはずはないと思ったからです。
準備をしっかりした
また、企業担当は企業分析などの融資に詳しくなければならないので、財務分析などを一生懸命勉強した。
アピールを忘れずにした
地区担当先の融資案件を積極的に取り上げ、融資知識に遜色ない点をアピールしました。
アピールも行動で示した
その他、自分の仕事を早めにかたずけて、優秀なベテランの企業担当の稟議の手助けをしました。
希望する部署との交流を行った
その為、企業先の稟議の書き方の勉強となり、さらには、その企担当にお礼に飲みに連れてもらって行くようになり、その時に、自分は企業担当になりたいという事を話、どうしたら企業担当なれるかも相談しました。
実権者に認められるように努めた
また、さらに一般行員以上に当時、支店長が認める一番の役席者は融資課長であった為、その融資課長とある意味で協力を得る事ができました。
本来ならば支店長に直接アピールすれば良いのでしょうが、当時の店長は会社の常務で私にとって雲のような存在でしたので、直接のアピ-ルはできませんでした。
融資課長へのアピールの仕方は独特の方法で行いました。
その方は、非常に厳格な方で仕事に厳しく、また部下指導が徹底していました。
融資課の部下が厳しく叱責されていた光景を良く目にしていました。
私の接触の方法は正に正攻法でした。積極的に融資開拓をした案件を積極的に融資会議にかけました。
当時の融資会議は誰もが嫌がる誰でも避けて通りたいものでした。支店長がワンマンな方で、あまりの厳しさで融資会議で泣き出してしまう行員もいました。
私も当初は、融資会議で、自身のあった自分の融資案件が撃沈した数日後に「退職届」を胸に、支店長に直談判をした記憶があります。
それほど、恐怖の融資会議でした。
それにもかかわらず、私は恐れもなく新規融資案件を積極的に取り上げ、融資会議にかけたものでした。
ただ、最初は何の打ち合わせもなく融資会議に臨んでいましたが、経験を積むにつれ、事前の打ち合わせをする知恵をつけました。
融資会議の前には、必ず当時、支店長が認める某融資課長に事前に相談したものでした。
その時は融資課長から「馬鹿だなあ。これじゃダメだろう」と言われ続けていましたが、そんな僕の姿を好意的に受け止めてくれるようになってくれました。
その甲斐もあって、しばらくして、地区担当からやっと念願の企業担当に就任する事ができるようになりました。
まとめ
以上、成功した私の行動をまとめて見ると
以上の事を忠実に実行した結果、私は希望していた職務につける事ができました
いろいろなケースがあるかと思いますが、重要だと思う事は、希望を叶えるには、まず十分に準備をする事。同時にアピールをする事が重要。ただしアピールの仕方がさらに重要という事です。そして最後に以前の上司の言葉として「どこかで誰かが何かを見ている」を伝えておきます。
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