実際に私も2019年11月に肺炎球菌ワクチンの接種をして来ました。
感染原因
肺炎は、今や日本人の死亡原因の第三位までになってきています。
肺炎で死亡する人の約95%は65歳以上の高齢者です。
それゆえに60歳を過ぎてからより一層の注意が必要となります。
なぜ高齢者に肺炎が多いかというと、免疫力の低下に加えて、「誤嚥性肺炎」ゴエンセイハイエンがあるからです。
「誤嚥性肺炎」とは、唾液や飲食物などが誤って気管に入り、それと一緒に細菌などが肺に入り込むことで起こる肺炎です。
高齢者では、気管に入ったものを咳で外に出す力が弱くなったり飲み込む力が弱くなっているため、誤嚥が起こりやすくなります。
誤嚥するのは飲食物に限りません。
たとえば夜寝ている間にわずかながら唾液が気管に流れ込む事があり、こうした唾液に肺炎球菌などの細菌が含まれていると肺炎を起こす事があります。
肺炎球菌ワクチンについて
高齢者に多い肺炎の一番の予防法としては、65歳から推奨されている「肺炎球菌ワクチン」の接種があげられます。
肺炎の原因菌の中では肺炎球菌が最も多く、それを罹患率が高くなる65歳から接種するというものです。効果は5年ほどにて、5年ごとの接種が必要となります。
日本では、この接種率がまだ43%くらいですが、米国では65歳以上の約70%の人が接種をしていて効果をあげているとの事です。
尚、インフルエンザワクチンと同じ時に接種をする場合は、生ワクチンの場合は、中27日、不活性ワクチンの場合は中6日空ける事が必要との事です。
その他、誤嚥の予防策として、歯磨き時に歯と一緒に歯茎を主に磨く(マッサージ)することにより約3割くらい予防効果がアップされるとのことです。
実際に肺炎球菌ワクチンの接種をして来ました。
昨年11月に実際に肺炎球菌ワクチンの接種をして来ました
接種までの流れは下記のとおりです。
まず、役所からグリーンの封筒で(私の場合はさいたま市)案内が届きます。
案内が届く人は、65歳になる人から、今までに定期接種を受けていない70歳、75歳と5歳刻みの年齢の人です。
私の場合は2020年3月に65歳になりますが、、まだ1回も接種をしていない為、郵便が届きました。
もし65歳のときに接種をした場合はその後、案内は来ませんが、65歳で接種しなかった場合は70歳の時に来るようです。
中には以下の4種類が同封されていました。
・「高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンの定期接種をしています」のチラシ
・2019年度成人用肺炎球菌ワクチン定期予防接種のお知らせ
・2019年成人用肺炎球菌定期予防接種実施医療機関一覧
・成人用肺炎球菌定期予防接種予診票
・予防接種済証
ここで注意する点として、まず、実施医療機関へ予約の電話をするのですが、医療機関もワクチンの在庫を置いていない為に、すぐ接種ができません。
私の場合は1週間くらい先の予約をする事ができました。
あと、時期的にインフルエンザワクチンの接種時期が重なってはいけないので、ある程度の日数を開けなければなりません。
同封の問診票には、「4週間以内に予防接種を受けましたか」の問診事項がありましたが、私の場合は11月8日にインフルエンザワクチンの接種をしましたが、肺炎球菌ワクチンは11月27日で19日しか空けていませんでしたが接種可能でした。
接種はインフルエンザワクチンの時と同じですぐ終わりました。
費用は自己負担で4,600円でした。
窓口で支払い、以前郵送物の中に同封されていた「予防接種済証」に予防接種を行った日と実施医療機関名を記入してもらいました。
以上が、私が肺炎球菌ワクチン接種の報告ですが、最初は70歳か75歳で接種しようか迷いましたが、後で考えて見ると、新型コロナウイルスの拡散の事もあったので、接種して良かったと思います。
新型コロナウイルス肺炎について
今年、中国で発生した「新型コロナウイルス肺炎」については今、世界中で大流行になっております。
このまま拡大の一途を進むのか、それとも収まってくるのか心配です。
特に延期となったは東京オリンピックですが、選手の中には日本へ行くのをためらう者も出てくるかも知れません。
選手でなくても観光客として日本へ訪問を予定している人の中には行く事をやめる人もでてくるかも知れません。
それにしてもウイルスと人類は果てしない戦いが続いています。
新型ウイルスが発生するたびに、人類は厚生物質の開発やワクチンの開発をして対応しています。
しかし、最近は飛行機の航路が全世界に広まっているため、一度発生すると全世界に広まるスピードは昔の比ではありません。
極力発生させないような政策をぜひ取ってもらいたいものです。
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